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『凌辱HARDCORE』制作日誌ブログ

新感覚エロティシズム ダンスコンピレーション音楽CD『RUSH HOUR2 presents 凌辱HARDCORE』の制作日誌ブログ。

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2008-02-22

JEA(DJ SHARPNEL)

DJ SHARPNEL //track10 : A.N.L Destroyer
(DJ SHARPNEL ANAL EXPANDER MIX)

sharpnel

10年以上のキャリアを誇るアーティスト。
高速サウンドにアニメやゲームの
サンプリングをのせるスタイルは
海外にも熱狂的なファンを作り出し
「J-CORE」と呼ばれる日本独自のHARDCOREを
世界中に広めている張本人といえよう。

*今回はSHARPNELの中心人物である
サウンドコンポーザー「JEA」にインタビューを行った。

<公式サイト>
http://www.sharpnel.com/



シャープネルの活動の一つである
コミケへの参加はいつごろから行っているのですか?
>>

SHARPNELSOUNDとしてのコミケへの参加は
1998年の冬(C55)からになります。
その前のC54ではまだ活動が始まったばかりだったので、
以前から交流のあったLoopsさんや
ハイパーリッチさんに委託で置かせてもらっていました。

その時にリリースされたのが
SRPC-0001 SHARPNEL VS PROJECT GABBANELION
で、以降SRPCシリーズがコミケでリリースされる源流となったものです。

*詳しくはSHARPNEL公式サイトに活動年表が載っております。


その頃の同人音楽の様子や
エピソードなどがあれば教えてください。
>>

96年頃にガヴァンゲリオン計画を開始した頃は、
CDRが1枚1000円~1500円という価格で、
CDRドライブを持っている友人にお願いして
等速で1枚ずつ焼いてもらうという状態でした。

信じられない事に2枚に1枚焼きミスが発生するので、
焼く時は部屋で微動だにせず
振動を起こさないように気を使っていました。


98年ごろにはCDRもこなれて4倍速が
標準となっていましたので、
即売会でもメディアとしてはCDRが普通になっていましたね。
今ではプレスの価格も手が届きやすくなりましたが、
SHARPNELSOUNDでは意図的ではないですが
伝統的にCDRでのリリースが続いています。


東京での活動開始当初は
同人音楽との接点は少なかったのですが、
98年秋の 第2回目から参加しているM3では、
古参の同人音楽の方々との交流を持つ事ができました。

XROGERの皆さんとイベントで初共演し、
えみりゅんバトルを展開したのもこの頃です。


なぜ「オタクカルチャー」と 「ダンスカルチャー」を
融合させた音楽を作ろうと思ったのですが
? >>

あまり「カルチャー」というものを意識して
作った事はありませんでした。
単純に「アニメが好き」+「ガバが好き」
から生まれた結果ですね。

僕らが音楽を作るにあたって伝えたい
メッセージや主張したいこと等は全く無いので、
好きな物をより好きな形にリジェネレートする過程と
その結果が僕らのサウンドを形作っています。

このスタンスは今でもあまり変わっていません。
NO STYLE, NOPOLICYです。

シャープネルが「J-CORE(日本独自のメロディアスなHARDCORE)」
のオリジネーターだといわれていること、
また「JAKAZiD(UK)」「SPY47(チリ共和国)」ら
世界各国のJ-COREアーティストに
影響を与えていることをどう考えていますか?
>>


僕らよりも同じような音作りの先人は沢山いますし、
その方たちから多大な影響を受けて今があるので、
「J-CORE」というジャンルとしてのオリジネーター
という実感はあまり感じていないのが正直な所ですね。


ただ、僕らの曲を聴いて「よし俺も作ってみよう!」と
思っていただけたのであれば、
リリースを続けている意味があったかなと思います。
これはうれしい事です。

作曲に使用されている機材を公開されてますが
かなりの数ですね。機材へのこだわりはありますか?
またお気に入りの機材などがあれば教えてください。
>>


お気に入りの機材という点では、JP-8000ははずせませんね。
学生時代の生活の苦しい時期にローン組んで入手して、
その後10年間今も生活を共にしています。

あとはその時々の気分でVanguardだったりSUPERNOVAだったり
、最近だと NEXUSVIRUSなどのVSTiを主に使用しています。

今後やっていきたい活動などは? >>

平沢進さんがやっているようなライブ中のフロアとのインタラ
クティブなコミュニケーションによって
ライブにフィードバックされるような、
インスタレーション的なステージができないものかと
模索しています。

ステージとフロアの関係は1:nですが、
フロアの中ではn:nの関係が存在していますので、
その構造から音楽と映像、
そして何かのデバイスを媒介にしたコミュニケーションの形が
作れるのではないかと考えています。

また簡単な所だと、今のライブスタイルのステージングを
パッケージとして、さまざまなシーンに提案できたら
面白いと思いますね。

theme : 音楽
genre : 音楽

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